2007年9月 3日 (月)

7月の句会にだした句

  
 七日後の雨となるべく蝉が鳴く 
  
 生意気で泣き虫でサングラスかな  
   

   
「蝉」の句は失敗しました。。ちょっと硬すぎました。
  
 七日後の雨とならむと蝉が鳴く

にすればよかった。
いえ、そう変わりはないわけで、あくまでも作者の気分、というか、自己満足の範疇にすぎませんです。はい。それでも、清き一票をありがとうございます。
いずれにせよ、いつのまにか蝉の声が消えていきます。
そろそろ雨が降るのでしょうか。
  
  
「サングラス」句には特選いただきました。
すっとできたので、もしかしたら、過去にどこかで見かけた誰かの句だったらどうしよう。
私は残念ながらサングラスが似合いません。ゆえに、生意気と泣き顔と、もうひとつ、すっぴんをごまかすために伊達メガネを使います。おんなじか。
 
  
 

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6月の句会にだした句

  
  
 いつぴきの蛍のために闇に入る


 羅に透けざるものを透かし見よ  

  
   
今月はどうしても思い浮かばず、過去に作ったものを提出してしまいました。。
 
それでも「蛍」の句には特選つけていただきました!
  
たったひとつ、淡く光る蛍を見たいがために闇深く入っていく、というのは、もちろん比喩ですが、都会っ子でして、蛍を見た経験がほとんどありませんので、私にとって、蛍の光は十分に貴重なのであります。
   
  
「羅」は「うすもの」と読みます。絽や紗など、夏の透ける素材の着物のことです。
“羅に透けざるもの”は私だけが知っています。
   

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2007年6月12日 (火)

5月の句会に出した句

   

 青葉雨紅ひきなほす隣の子

   
 はつなつの風染まらずや淀まずや 


:::::::::::

まったく俳句モードになれません。。。

「はつなつの」は去年の句です。
  

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2007年5月11日 (金)

4月の句会にだした句。

  
  散る花のためだけにある風の道  
   
  ああたのしかつたといつて落花せよ  

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

今月も、どうしてもどうしても浮かばなくて、息もたえだえの2句です。。。
なので、ちょっと季節的には遅れ気味の桜吹雪。
 
「風の道」にも「落花」にも票をいただきました。
「落花」は先生の特選が! やたー。^^

  

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3月の句会にだした句。


   
  たましいのうつわにじいろしゃぼんだま
 
  どこにでも溶け込んでゐる春の月  

-:-:-:-:-:-:-:-

どうしてもどうしても浮かばなくて、先月ボツにした句を出してしまいました。。。。

月の句のほうが全体的には受けはよかったのですが、「しゃぼんだま」句に突然の特選が!
わからないものです〜

ほんとは旧仮名遣いで

 たましひのうつはにじゐろしやぼんだま

としたほうがいいかなあ、と悩みました。
でもなんか、やらしくなる気がして、素直に現代仮名遣いにしました。
   

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2月の句会にだした句。


 寄り添ひて触れ合はずゐて雛の間

 雛壇の秩序乱してあそびけり

-:-:-:-:-:-

あれこれ想像を巡らせていただけたら、と思います… <(_ _)>

上の句は後になって、

  並びゐて触れ合はずゐて雛の間
 
にすればよかったかな、と思いました。
ちなみにこの場合も「ひいなのま」と読みます。要するに、字数(=リズム)に合わせるわけ。
普通は「ひなのま」。雛壇が飾ってある部屋のことです。

下の句も先生に

  雛壇の秩序乱してあそびをり

とすると、臨場感が増すのでは、というご指摘をいただきました。
ありがとうございます。
   

  

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月蝕

3月4日、月蝕でした。
   
   
 月蝕や黒猫の恋はじまりぬ

 陰のあるひとのとなりの春の月

 雛の夜や月に陰さすけはひして
    
   

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3月の句。

  
 こひのねこほどのかけひきしたりけり 

 騒ぐ野暮押し黙る野暮猫の恋

 薄目して永く恋せり雛かな

 春泥に慣れれば慣れたなりのよさ

 一番に咲く菜の花を摘みにゆく

 そのミモザ答えを隠すごとくあり

 浮かれ猫にも夢といふ癒しかな

=:=:=

雛の句は

 薄目して永く恋せり古雛 

と推敲していただきました。

うん。この方がいかにも長いつきあいのふたり、って感じがでますね。
ありがとうございました。

ちなみにこの場合の「雛」の字は「ひいな」と読みます。「古雛」で「ふるひいな」となります。

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2007年2月 7日 (水)

一月の句会に出した句。

   
裸木と真昼の月に巡るもの

ひねりすぎたかもしれません。
ある冬の午後、枯れ木の向こうに月を見ました。
葉を落として丸裸の樹木も、昼間の空に昇る月もどこか間抜けて見えます。
...が月が十分に満ちる頃になれば、存分に輝くべく夜空に現れますし、裸木も春が巡ってくればまたみずみずしい葉をつけます。
そういうことを考えました。
ちょっと、無理がありました。


遠出せり寒いねとだけ言いたくて

昨年の句です。
今年は寒くなかったので、いまいち臨場感に欠けました。
俳句は刺身と一緒で、感じた時に出すのでなければおいしくないのかもしれないです。いまいちでした。

   

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1月のボツ句。

  着膨れて7ミリ君の遠ざかる

「着膨れ」が季語です。
これ、「7ミリくん」という人物ではありません。
ああ、そうも読めるなあ、とあとから思いました。
厚着した服の厚さが約7ミリ。


  冬萌や街占を待つひとの列

季語は「冬萌」。「冬木の芽」とも言うそうです。
まだ寒いけど、そろそろ裸木に小さな芽が育ってきて、ちろりと芽吹いているのを見つけたりすると、もう春が間近ですねえ。。
月並みかなあと思ってボツにしたんですけど、今思うと、これを出せばよかったと軽い後悔。


  車座の鳩・猫・人や冬日向

ひなたぼっこの情景です。「冬日向」と言った時にはまあ別に誰もいなくてもいいわけですが。
そのまんま過ぎるのでボツとしました。

    

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